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高血圧症をなおす食事の
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原則
1 塩分は1日6〜8gにする
2 適正なエネルギー量を守る
3 良質のたんぱく質、ビタミン、ミネラルを十分とる
4 動物性脂肪をとりすぎない
5 食物繊維が不足しないようしっかりとる
●うす味でおいしく食べるコツ
●塩分2g以下の朝食
●塩分3g以下の昼食
●塩分3g以下のお弁当
●500kcal・塩分3g以下の夕食(肉)
●500kcal・塩分3g以下の夕食(魚)
●血圧を下げる漢方食
●塩分の多い食品・1食量当たりの塩分量
●塩分の多い外食・1食当たりの塩分量
●減塩が食事の基本
高血圧症の予防、改善には減塩が第一です。日本人の1日平均食塩摂取量は12.8gですが、高血圧症の人は1日6〜8gに抑えるように努めます。これで確実に血圧は下がります。
カリウムは、体内の食塩を排泄(はいせつ)させる作用のほか、それ自体が血圧を下げる働きをもつので、カリウムの多い食品(野菜、芋、海藻、キノコ類、果物など)を十分とるようにします。
食塩のとりすぎ以外に、肥満、動物性脂肪のとりすぎ、たんぱく質不足なども高血圧を招きやすくします。肥満の人は、減量するだけでも血圧が下がります。また、たんぱく質は血管を強くする働きもあるので、不足しないようにします。
動物性脂肪と、植物油・魚油の割合は、1対1.5くらいにとるのが適当です。
●合併症がある場合
肥満・糖尿病 肥満は血圧を上げる一因なので、肥満の是正が大切です。また、利尿降下薬の副作用として、体内のカリウムが減ると、インスリンの分泌障害が起こるので、カリウムを十分とるようにします。不足しがちな食物繊維もたっぷりとるようにします。
高脂血症 コレステロール値が高い場合は、動物性脂肪をとりすぎないようにし、余分なコレステロールを吸着、排泄する働きがある食物繊維の多い食品を積極的にとります。
中性脂肪値の高い場合は、穀類や砂糖、果物のとりすぎ、アルコール飲料の飲みすぎに気をつけ、肥満の人は減量します。
痛風 肥満は痛風を助長するので、肥満の人は減量します。
かつては、尿酸の材料であるプリン体(魚や肉、特に内臓などに多く含まれる)を多くとらないようにしていましたが、最近では制限が緩和され、むしろ体内での尿酸生成を抑えることに重点がおかれてきています。
そのためには、果糖(果物やハチミツに多い)とアルコールの制限が必要になります。
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