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病気編 内分泌・代謝異常・栄養障害 糖尿病

糖尿病をなおす食事の 原則
1 適正なエネルギー量をとる
2 1日3食を決まった時間に食べる
3 穀類に偏らない、おかず中心の食事にする
4 うす味を心がける
5 動物性脂肪を控える

●1200kcal・塩分10g以下の献立
●1200kcal・塩分7g以下の献立
●1400kcal・塩分10g以下の献立
●1400kcal・塩分7g以下の献立
●1600kcal・塩分10g以下の献立
●糖尿病をなおす漢方食

●食事量は、必要最小限に制限する
 食事の量が多いと、インスリンの量もそれだけ必要です。糖尿病ではインスリンの働きが悪くなるので、食事量もできるだけ減らして必要最小限に抑えます。

●医師に指示された熱量を守る
 適正なエネルギー量は、患者の身長、年齢、労働量などを総合的に判断して医師が決定するのが原則です。
 次の方式はその1例です。
{身長(cm)−100}×0.9×(入院中25kcal・軽労作25〜30kcal・中労作30〜35kcal・重労作35kcal以上)
 以上のようにして、その患者が1日に摂取しなければならない食事量を、医師は熱量で指示します。
 指示熱量を正しく守っていれば、健康な人と同じように仕事もでき、日常生活を送ることができます。

●食事は規則正しくとる
 一度に多量の食事をとると、血糖値が急に上がります。また、食事をぬいたりすると、低血糖を起こすおそれがありますから、食事間隔を規則正しくすることが大切です。

●味つけはうすめにする
 うす味というと塩分だけを控えればよいと思っている人がいますが、糖分も控えます。濃厚な味つけのおかずは、ご飯のとりすぎにつながるからです。

●油は植物性のものを使う
 糖尿病は動脈硬化症を合併しやすいので、動物性脂肪は避けます。動物性脂肪は飽和脂肪酸を含み、動脈硬化を促進させるからです。油脂はリノール酸などを含む植物油を中心に利用します。

●空腹感を満たす工夫をする
 糖尿病の人には、今まで食べすぎていた人が多く、急に食事量を制限すると、満腹感が得られません。
 空腹感をまぎらわすために、ノーエネルギー食品を利用するのもよい方法です。コンニャク、ワカメ、昆布、ヒジキ、シイタケ、ナメコ、シメジなどを大いにメニューにとり入れてみましょう。
 また、野菜などの低エネルギー食品を使って、ボリューム感を出すのもよい方法です。

●欠かせない「食品交換表」
 医師から1日の食事量が指示されても、何をどれだけ食べたらよいのか、すぐにはわかりにくいものです。
 そこで、誰でも簡単に献立を作成できるようにと考え出されたのが「糖尿病食事療法のための食品交換表」(文光堂発行 全国の書店で発売)です。これは日本糖尿病学会が編集したもので、現在、ほとんどの医師と栄養士はこの交換表をもとに食事指導をしています。

●80kcalが1単位になっている
 「〈コラム〉目で見る1単位重量」に示したように、食品交換表は栄養素別に6つの表(グループ)に分けられています。糖質は表1(穀類、芋類、豆類)と表2(果物)、たんぱく質は表3(魚介、肉、卵、チーズ、大豆、大豆製品)と表4(牛乳、乳製品)、脂質は表5(油脂類、多脂性食品)、ビタミンとミネラルは表6(野菜、キノコ類、海藻)です。調味料は付録扱いとなります。
 そして日常よく使う食品の量、たとえば卵1個、魚1尾などのエネルギー量が80kcalに相当することから、これを1単位としています。食品交換表には、1単位の分量がすぐわかるようになっています。同じ表内の食品は、同単位のものに自由に交換できます。

●1日にとる食品数の目標は? 各種栄養素を偏りなく摂取するとなると多種の食品が必要になってくる。目安は1日30品目。

●ゴルフをしたらやせる? ワンハーフ回っても、ランチとビール1本で帳消しとなってしまう。ゴルフでやせるのはむずかしい。