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病気編 胃の病気 胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸潰瘍をなおす食事の 原則
 積極的に栄養補給をする
 1回の食事量を控えて回数を多く、1日4〜5回にする
 胃液の分泌を促進する刺激性食品や、かたいものは避ける
 消化のよい食品を選ぶ
 よくかみ、ゆっくり食べる

●刺激の少ないたんぱく質のおかず
●刺激の少ない野菜のおかず
●外食ガイド
●胃・十二指腸潰瘍をなおす漢方食

 潰瘍(かいよう)におかされた胃粘膜をなるべく刺激しないように保護しながら、十分な栄養をとり、全身の栄養状態をよくし、潰瘍の治癒力(ちゆりょく)を高めることが基本です。
 痛みがある場合、食事をとるのをおそれて粥(かゆ)だけの食事を続けていると、栄養不足になり、体力が低下して潰瘍の回復を遅らせます。積極的に栄養補給をして、回復を早めるようにするのが肝心です。
 また、一度に多量に食べたり、極端な空腹は、胃液が必要以上に分泌され、それが胃壁を刺激して潰瘍が悪化します。1回の食事量を控えめにし、食事回数を多くするようにします。
 香辛料、コーヒー、アルコール、甘い菓子類は、胃液の分泌を促進するので避けます。



胃・十二指腸潰瘍の人の食品ガイド

主食 たんぱく質のおかず 副菜 その他
食べてよい
食品
柔らかいご飯、もち、うどん、ソバ、きしめん、そうめん、パン(トーストや口ールパンがよい。フランスパンやドイツパンなどかたいパンは避けたほうがよい)、マカロニ、オートミール、コーンフレークス 豆・豆製品…豆腐、油抜きをした油揚げと生揚げ、高野豆腐、納豆、みそ、ゆば
魚介…カレイ、ヒラメ、タイ、キス、サヨリ、アジ、ワカサギ、イサキ、タベ、カマス、マグロ、サケ、カキ
…皮なし鶏肉、牛・豚ヒレ肉、赤身の柔らかい肉、脂肪とすじの少ないひき肉、レバー
…鶏卵、ウズラ卵
乳・乳製品…牛乳、ヨーグルト、チ−ズ、生クリーム、脱脂粉乳
野菜…ニンジン、小松菜、ホウレン草、サラダ菜、ブロッコリー、カボチャ、トマト、キュウリ、大根、カブ、キャベツ、サニーレタス、白菜、カリフラワ−、玉ネギ、ナス、グリーンアスパラガス、モヤシ
芋類…ジャガ芋、皮を厚くむいたサツマ芋、里芋、大和芋
果物…バナナ、ミカン、リンゴ、グレープフル一ツ、桃など、いずれも完熟のもの
砂糖・菓子類…砂糖、ハチミツ、水あめ
消化のよい
調理法
混ぜご飯、サンドイッチ、そぼろご飯、親子丼、雑煮、あべかわもち、月見うどん、にゅうめん、グラタン、トーストなど。いずれも消化のよい材料を用いる 豆・豆製品…煮やっこ、冷ややっこ、湯豆腐、炒り豆腐、月見豆腐、あんかけ、信田巻き、袋煮、白あえ、煮豆(皮を除く)、豆乳
魚介・肉…煮魚、蒸し魚、包み焼き、焼き魚、バター焼き(以上いずれも加熱しすぎない)、刺身、グラタン
…半熟卵、オムレツ、スクランブルエッグ、卵とじ、茶わん蒸し、卵豆腐、型蒸し卵
乳・乳製品…温かい牛乳、ブラマンジェ、ゼリー、ミルクセ−キ、ポタージュ
野菜…おひたし、煮びたし、炒り煮、油炒め、ゴマあえ(すりゴマで)、おろしあえ、ドレッシングあえ、マヨネ−ズあえ、おろし煮、重ね煮、クリーム煮、ポタージュ
芋類…焼き物、煮物、茶巾絞り、マッシュポテト、とろろ汁、山かけ
果物…果汁、コンポート
砂糖・菓子類…ホットケーキ、パンケーキ、ビスケット、クッキ−、マフィン、ババロア、プリン、ゼリー、フルーツ白玉
控えたい食品 すし、ピラフ、チャーハン、ラーメン、焼きソバ、スパゲッティ、インスタントめん、揚げパン、カツサンド 豆・豆製品…大豆、アズキ、ササゲ、インゲン豆、エンドウ豆、がんもどき・油揚げ・生揚げは症状の重いときは控える
魚介…ブリ、マグロのトロ、イカ、タコ、アサリ、アワビ、ハマグリ、シジミ、ホタテ貝、赤貝、ナマコ、かまぼこ、さつま揚げ
…牛・豚の霜降り肉、ばら肉、市販のひき肉、すね肉、鶏皮、ハム、ベーコン
乳・乳製品…冷たい牛乳
野菜…ゴボウ、レンコン、タケノコ、長ネギ、セロリ、ショウガ、ゼンマイ、ワラビ、キノコ類、トウモロコシ
芋類…コンニャク、しらたき、すじの多いサツマ芋 海藻…ワカメ、昆布、ヒジキ
果物…柿、ナシ、パイナップル、未熟でかたい果物
砂糖・菓子類…チョコレート、もち菓子、甘みの強いケーキ
種実・油脂・その他…ピーナッツ、アーモンド、クルミなどのナッツ類、ギンナン、ゴマ、香辛料、アルコール、コーヒー、炭酸飲料
控えたい
調理法
かためのご飯、油を多く使ったご飯・めん料理 焼きすぎ、揚げ物、かたゆで卵、目玉焼き、揚げ卵の白身、かた炒り卵 野菜…漬け物
芋類…とろろご飯
極端に熱いものや冷たいもの。種実はクリーム状ならよい。古い油を使ったもの