現代医学 食事 漢方薬

病気編 循環器の病気 動脈硬化症

動脈硬化症をなおす食事の 原則
 動物性脂肪をとりすぎない
 塩分を控える
 甘いものやアルコール飲料を控える
 食物繊維の多い食品を積極的にとる
 食べすぎない

●血中脂肪を下げる魚のおかず
●血中脂肪を下げる肉のおかず
●血中脂肪を下げる豆のおかず
●血中脂肪を下げる野菜のおかず
●動脈硬化症をなおす漢方食

 動脈硬化を促進させる危険因子には、血中コレステロールと中性脂肪の増加(=高脂血症)、高血圧、喫煙、糖尿病、痛風、ストレスなどがあります。予防と治療は、これらの危険因子を抑えたり、とり除いたりすることになります。ここでは、高脂血症による場合の食事ポイントを紹介します。

●エネルギーのとりすぎに注意する
 エネルギーのとりすぎは高脂血症だけでなく、ほかの成人病の誘因にもなります。標準体重を維持できる量が適正なエネルギー量といえるので、摂取量を抑え、肥満を解消します。

●動物性脂肪を控える
 動物性脂肪(バターなどの乳脂肪や獣鳥肉の脂質)には動脈硬化を促進する飽和脂肪酸が多く含まれていますが、植物油や魚の脂質には、動脈硬化を予防する効果がある多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。
 それぞれバランスよく摂取されなければならない脂肪ですが、その割合は、動物性脂肪1に対して、植物油と魚油1.5〜2が理想的です。

●食物繊維をたっぷりとる
 食物繊維には、余分なコレステロールを吸着し、体外に排泄(はいせつ)する働きがあります。野菜や未精白の穀類、豆、海藻、芋、キノコ類などを毎日しっかり食べるようにします。

●規則正しい食事をする
 これは肥満防止の原則です。食事を抜くと、かえって栄養分は効率よく吸収されて、肥満を招きやすいといわれます。
 また夜寝る前の食べすぎは、脂肪を蓄積しやすくします。朝と昼にきちんと食べることが大切です。

●アルコールの飲みすぎに注意
 過剰な飲酒は中性脂肪を増加させます。量を控えめにし、週に1〜2回は禁酒します。

●甘いものをとりすぎない
 砂糖や果物に多い果糖のとりすぎは、中性脂肪を増加させます。

●適度な運動をとり入れる
 適度な運動は、善玉コレステロールをふやし、悪玉コレステロールを減らすのに有効です。毎日行うことが肝心です。

コレステロールをふやす食品・減らす食品


●年をとったら肉より魚がよい? 魚の脂肪はエイコサペンタエン酸が多く、動脈硬化や血栓(けっせん)の予防になるのでよい。