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症状編 便秘
ドクダミの煎じ方


アロエの煎じ方
 環境が変わったり、たんぱく質や脂肪の多い食事が続くと、一過性の便秘になりがちです。なるべく便秘薬に頼らず、自然のもので治したいものです。

ドクダミの煎じ汁
 全国いたるところでみられる繁殖力の旺盛(おうせい)な多年草です。独特の臭気があり、葉は心臓形、花は白い十文字のようにみえます。別名を十薬(じゅうやく)というのは、10種類の薬効があるとされるためで、民間薬の代表格といえます。
 地上部の茎葉と花(根は入れない)を乾燥させて、煎(せん)じて服用します。
 なお、ティーバッグも市販されています。

アロエ療法
 薬用として栽培されているのは、キダチアロエです。
 『日本薬局方』にも下剤として掲載されており、古くからその効能は知られています。適量は1日大人で15g、子供はその1/2〜1/3とします。
 これを3回に分けて摂取しますが、生のままかじるか(苦いのでオブラートに包むとよい)、おろし汁を飲む方法が速効性があります。煎じれば作用がおだやかになリます。刺激性下剤のため、初めて飲む場合には少量で試してください。なお、妊娠中の女性は使えません。

コンニャク療法
 「腸の砂下し」というコンニャクは、胃では消化されないまま腸にきて、腸にある老廃物を持ち出してくれます。
 緩下作用があり、主要成分のグルコマンナンが、有害な大腸菌の繁殖を防ぐので、肥満症や高脂血症の人には理想的な食べ物です。
 大腸の運動能力が低下している弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)にも有効で、高齢者や無力体質の人に適します。
 しかし過敏性腸症候群の便秘には適しません。腸がはって、かえって便秘をひどくしますので、食べないよう注意します。

桃花のつぼみの煎じ汁
 桃は、花、実、葉ともに薬効がありますが、便秘薬として用いるのは桃の白花のつぼみです。3月下旬から4月上旬に半ば開いた白い花のつぼみを採取して乾燥させます。
 漢方ではこれを「白桃花(はくとうか)」といい、薬局で市販しています。
 峻下(しゅんげ:少量で強力に下す)作用があり、症状に応じて1日3〜5gを煎じ薬とします。かなり強力なので、分量には注意が必要です。特に妊娠中の女性は十分気をつけてください。
 また、白花を砂糖漬けにして食べてもよいでしょう。



●肉食は便秘がち 日本人の1日の大便量は150〜200g、肉食のアメリカ人は150g弱。食物繊維を多食するアフリカ原住民は750g。