草花や野菜のなかには、利尿作用をもつものが数多くあります。腎炎(じんえん)、のどがかわくの民間薬も参照してください。
カワラナデシコの煎じ汁
秋の七草のひとつです。薬効があるのは種子で、漢方で「瞿麦子(くばくし)」と呼ばれるものです。
初秋に果実を採取し、風通しのよい日陰に干し、よく乾燥したらもんで種子だけ集め、1〜2日天日干しにします。
1日量として3〜5gを、水100mlで半量に煎(せん)じたものを、3回に分けて飲みます。
むくみ、尿量減少のときの利尿薬として使われるほか、消炎作用もあるので、腎炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)にも有効です。
また、月経を通じる効果もあるので、妊娠中の人のむくみに使う場合は、多量にとらないように注意します。量が過ぎると流産のおそれがあるからです。
キュウリの茎の煎じ汁
ウリ科の野菜や植物は、ほとんどが利尿作用をもっています。キュウリ、スイカ、カラスウリ、キカラスウリなど、どれもむくみには有効です。
なかでもキュウリの茎を乾燥させたものは、利尿薬として利用されています。
キュウリの茎を陰干しして乾燥させ、煎じて飲みます。
キュウリの実を使う場合は、新鮮なものをすりおろし、綿ふきんなどで絞り、汁を飲みます。
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