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症状編 むくみ
むくみをとる漢方食
 むくみをとるのに有効な食品は、アズキ、ハトムギ、コイ、アサリが代表格。このほかスイカ、トウガン、クワイ、緑豆、昆布、タニシ、イシモチ、ハモなど、どれも利尿作用をもつので、効果が期待できます。逆に、利尿抑制作用のあるもち米製品や焼いたギンナン、唐辛子などは避けなければならない食品です。
〈アズキ〉アズキは多くの食品のなかで抜群の強い利尿作用があり、どんなむくみにもよく効く。1日分30gを水540mlで30分ほど煮て、その煮汁を2〜3回に分けて服用する。最初の煮汁に薬効があるので、上に浮かんだアクだけをそっと除き、もちや砂糖も入れずにそのまま飲むことが大切。
〈ハトムギ〉アズキと同様に強い利尿作用をもつ。特に心臓病や腎臓病(じんぞうびょう)のむくみに効き目を発揮する。むくみをとることを目的に使う場合は、粥(かゆ)にするより、スープ仕立てにするか、煎(せん)じてお茶がわりに飲むほうがよい。
〈コイ〉魚のなかで最も強い利尿作用をもつ、むくみの特効食品。特に、黄疸(おうだん)でむくんでいたり、妊産婦のむくみに有効。身のほか、目、うろこも活用する。コイとアズキをいっしょに煮た料理は、汁も身もすべて強力な利尿作用があり、効果的。フナでも代用できる。
〈アサリ〉むくみのほか、尿の出が悪く、のどのかわきを強く訴える場合に効く。スープや潮汁(うしおじる)にして用いる。塩分はできるだけ控える。

利尿作用が期待できる
[フナとアズキの煮物]
●作り方

[1]アズキは一晩水につけておく。
[2]つけ汁に、番茶とトウガンの種、花椒(ホアジヤオ)、陳皮(ちんぴ)を布袋に入れて加え、中火で煮つめてスープを作る。
[3]フナを素焼きにして平鍋に入れ、アズキと[2]を加えて弱火でじっくり煮、塩、コショウ、酒で調味し、青み(キュウリ)を添える。


どんなむくみにも有効
[アズキとハトムギのしるこ]
●作り方

[1]アズキは一晩水につけ、ハトムギは熱湯に浸しておく。つけ汁ごと合わせ、柔らかく煮る。
[2]ハチミツを加えてほんのり甘みをつける。


むくみに抜群の効力がある
[スイカ糖]
●作り方
  適宜に切ったスイカを布で絞り、絞り汁を鍋に入れて弱火でまぜながらゆっくり煮る。糸を引くように煮つまってきたら火を止め、さましてびんなどで保存。

●むくみによいタニシ汁 オオタニシ20個の身を細かく刻み、紹興酒(しょうこうしゅ)少量と水で煮て、その汁を1日1回盃1杯くらいを服用する。