|
|
病気編 腸の病気 痔/脱肛/直腸脱/肛囲湿疹/直腸ポリープ
|
|
|
イチジク療法
|
|
痔(じ)はめんどうな病気ではないのに、医者へ行くのに気がすすまず、こじらせてしまう人が多いのは残念です。
生活や食事を改善し、患部の清潔を保ちながら、次のイチジク療法も試みてください。
イチジク療法
「痔にイチジク」の言葉があるほど、古くから薬効が知られ、民間薬として利用されてきました。用いるのは主に葉と茎ですが、果実と根もそれぞれに活用することができます。
●塗布する
生葉や茎の折れ口から出る白い汁を指先にとって肛門部(こうもんぶ)にすり込みます。しみたり、かゆみが強くなったりしますが、一時的で、これがおさまると痛みが楽になります。
この白い汁には、ゴム質、たんぱく質、酵素、ステリン類などの成分が含まれていますが、その生理作用についてはよくわかっていません。
●湿布する
生葉のまま煎(せん)じても、また2対1の割合でハスの葉を加えて煎じてもよく、この汁で肛門を湿布します。肛門周囲の血行がよくなり、痔も軽快します。
●薬湯にする
生葉を入れた風呂は、血行を改善し、体を温めます。また鎮痛効果もあるため、痛みを伴う痔によいでしょう。薬湯で肛門周辺をよく洗うと、より効果的です。
日光干しした茎葉でもかまいません。生葉と同様、刻んで袋に入れて浴槽に浮かべます。
なお、生葉を大鍋で黒くなるまで煮て、その汁にさし湯をして坐浴(ざよく:腰湯)をするのもよい方法です。
●生食する
果実には多量の糖分、リンゴ酸、クエン酸とともに、7%もの食物繊維が含まれているため、便通をよくする効果が抜群で、さらに消化を助けます。痔には便秘が最も悪いので、日に5個を生食し、便通を整えます。しかし、食べすぎると下痢になってしまいます。ようすをみながら、量は各自調節しましょう。
●痔の予防にもなる肛門運動 肛門の筋肉をキュッキュッとすぼめ、そのまま10秒くらいしてから力をぬく。血行がよくなり、痔に有効。