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病気編 腸の病気 痔/脱肛/直腸脱/肛囲湿疹/直腸ポリープ
痔/脱肛をなおすツボ治療のポイント
●軽い症状の痔(じ:切れ痔、いぼ痔)であれば、ツボ刺激はかなり効果がある。
●重症の痔や細菌性の痔瘻(じろう)は、専門医にまかせるのがよい。
●大切なツボは、頭のてっぺんの百会(ひゃくえ)、尾骨の長強(ちょうきょう)
●百会は、全身をめぐる経絡(けいらく)のすべてが集中しており、体の調子を整える重要なツボである。
●健康長寿のツボ長強は、痔にも有効なツボとして活用されている。
●この2つのツボは、同一の経絡にあり、相互につながっているので、併用すると効果が倍増する。
●長強の両わき上にある会陽(えよう)、背中の腎兪(じんゆ)もよく効く。
●痔の治療法は指圧、灸(きゅう)、マッサージのどれも効果的だが、特に百会、長強は灸、腰やおしりのツボはマッサージを中心に行うと、より効果が増す。

痔/脱肛の特効ツボ
最も効果のあるツボ1
百会――全身の機能を整え、痔を治す


ツボの見つけ方
両まゆの中間から頭頂に引いた線と、両耳を前に折ったときの最上端から頭頂に引いた線の交点。

治療のコツ
百会の灸(きゅう)は、髪をかき分けて地肌を出してする。ツボに、ニンニクかショウガの切片を置き、少し大きめのもぐさをすえる。回数は、痔の場合は少し多めで、10〜15壮(回)行う。灸の前に、毛の生えぎわの消毒を忘れずに。


最も効果のあるツボ2
長強――肛門(こうもん)の静脈のうっ血をとり去る


ツボの見つけ方
おしりの尾骨の先端と肛門の間。長強から左右へ手の指幅半分のところの少し上が、併用するとよい会陽のツボ。

治療のコツ
人さし指、中指、くすり指でツボをマッサージする。おしりの割れ目のほうに向かって強く、押しながらもみほぐす。入浴時なら、特に肛門周囲の血行がよくなり効果的。脱肛は小さなもぐさで30〜50壮(回)の灸を。