現代医学 漢方薬 ツボ 民間薬

症状編 月経異常
 月経は、子宮内膜がはがれて周期的に出血するものです。月経が起こるためには、まず脳(間脳)の性中枢から下垂体に刺激がいき、卵巣刺激ホルモンが放出されて排卵を起こしたり、卵胞ホルモン(らんぽうホルモン)や黄体ホルモンを周期的に分泌して子宮に働きかけることが必要です。
 したがって、間脳、下垂体、卵巣、子宮のどこかに障害があると月経異常が起こります。また間脳は自律神経と密接な関係があるため、精神的なショックや心労が重なると月経異常がみられます。

月経異常のあらわれ方
 月経周期の異常(25〜38日がほぼ正常範囲)、月経期間の異常(3〜7日が一般的)、出血量の異常(20〜200mlが正常)、更年期の異常のほか、月経に伴って体に不快な症状が起こります(→月経異常を起こす主な病気)。

月経異常の治療と手当
 月経に伴うだるさや痛み、その他の不快症状は、8割の人が経験するといわれています。特に若い女性の場合には、バランスのよい栄養摂取を心がけ、適度な運動をするうちに治っていきます。
 月経痛がひどく、がまんできないときは鎮痛薬を服用するのもよいでしょう。
 そのほか、ホルモンの治療で月経痛を完全に治す方法もあります。これは月経の1週間前からホルモン剤の内服か注射を行うもので、数か月間の治療で以後は月経痛が起こらなくなります。
 また、頻発月経(ひんぱつげっけい)や希発月経(きはつげっけい)、過少月経、無月経などの場合にも、ホルモン療法が行われます。
 過多月経の場合には、長く続くと貧血状態となり、増血剤の服用が必要です。
 なおホルモン療法は医師の指示で処方されます。月経周期の調節には、性ホルモンが重要な働きをしていますが、微妙な量でホルモンのバランスがくずれ、月経不順や不正出血がひどくなることがあるので要注意です。きちんと指示は守りましょう。

●女の大厄は33 男42歳と女33歳は大厄といわれている。30代前半の死因はがんがトップ。人生の節目を契機に年1回の検診を。