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症状編 頭が痛い
慢性頭痛の2つのタイプ

急で強い頭痛のとき
 割れるような激しい痛みが急に頭全体に起こるようなときは要注意です。特に次のような兆候があるときは、頭蓋骨(とうがいこつ)の内側に異常があり、頭蓋内圧の亢進(こうしん)が考えられるので、急いで脳神経外科の診察を受けなければなりません。
●吐きけや嘔吐(おうと)を伴うとき。
●意識障害やけいれんを伴うとき。
●瞳孔(どうこう)の大きさが左右違ったり、異常に大きかったり小さいとき。
●片まひや言語障害を伴うとき。
 これらの場合の病気としては、くも膜下出血脳出血脳腫瘍(のうしゅよう)脳膿瘍(のうのうよう)髄膜炎(ずいまくえん)などが考えられます。


くり返す頭痛のとき
 いわゆる慢性の頭痛です。頭痛の約80%がこのタイプで、大きく2つに分けられます。
[1]血管性頭痛
頭部の動脈が拡張したために起こります。頭の片側が急にズキズキと拍動的に痛むのが特徴で、一般に片頭痛と呼ばれるものもこれに含まれます。二日酔い、不眠や過労がきっかけになります。
[2]筋収縮性頭痛
痛みというより、頭を締めつけられるような重い感じで、首や肩のこりを伴うことがしばしばです。朝は何ともないのに、午後から夕方にかけて悪化することが多いものです。

頭痛の手当
 頭痛薬や鎮痛薬が早く効きます。しかし、症状を抑える効果しかなく、治療薬ではありません。胃を荒らすことも多いので、食後すぐにたっぷりの水で飲むこと。空腹時に服用せざるをえないときは、牛乳で飲むとよいでしょう。
冷やすか温める 片頭痛などの血管性頭痛の場合は冷やすと楽になります。こめかみやひたいにある太い血管が拡張しているので、ここに冷たいタオルをあてると血管が収縮して痛みがやわらぎます。筋収縮性頭痛の場合は、温めて緊張した筋肉をほぐしてやれば、痛みが軽くなります。


●頭痛にはアスピリン 鎮痛剤では非ピリン系のアスピリンがまず無難。アスピリンを含まない薬は、眠くなるので要注意。