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| 症状編 体がだるい |
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ほかに症状がなくても、だるさだけが長く続くときは医師に相談してみる |
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だるさを感じる原因としては、単なる疲労による場合と病気がもとになっている場合があります。
疲労の場合には、2〜3日ゆっくり休めば回復しますが、しばらく休息をとってもだるさがとれないときは、栄養不良や病気の可能性があります。
だるさの原因を調べる
熱はないか だるくて熱がある場合には、かぜ、肺炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)や膠原病(こうげんびょう)などが考えられます。
体重は減っていないか 食欲がなくなり、体重が減っていることがあります。その場合には、各種のがん、ことに胃がんが考えられます。また肝炎も疑われます。
だるさの程度は 走ったり、階段を上るのがひどくつらいようなら、心臓や呼吸器の病気が考えられます。肝臓の病気は、しばしば極端なだるさが初期の症状になっていることが多いものです。
腎臓が悪い場合には、特に下半身がだるくなります。
尿の色に異常がないか 肝臓に異常があるときには、尿の色が濃くなっています。
その他 若い人にはあまりありませんが、高齢の人は、血液成分の変化(カリウムやカルシウムの不足)が原因になっていることもあります。
ほかの病気で飲んでいる薬の副作用の可能性もあります。
かぜ薬や皮膚病の内服薬に抗ヒスタミン剤が含まれている場合、だるさやめまいを感じることがあります。高血圧症で長い間血圧降下薬を飲んでいる人や、糖尿病でインスリンの注射を受けている人も薬の副作用を疑ってみるべきです。不眠症などで精神安定剤や睡眠薬を飲んでいる人は、量や、薬の種類を見直す必要があります。
意外に多いのが精神的な原因によるだるさです。食欲不振や、頭痛、肩こり、腰痛などさまざまな体の不調を訴えますが、検査をしても内臓などに何も異常が見つかりません。これを不定愁訴症候群と呼んでいます。
朝起きたときに最もだるい場合は神経症、だるさで1日ボーッとしているようなときは軽いうつ病が考えられます。
体がだるいときの手当
病気ではないのにだるさが続くときは、ビタミン不足によることもあります。その場合にはビタミン剤やカルシウム剤など滋養強壮に効果のある薬が有効です。ただしとりすぎると副作用の出るもの(ビタミンA・D・K)もあるので、医師の指導を受けます。
●意外に多いビタミン欠乏症 偏食やインスタント食品のとりすぎのため、ビタミン不足の人がふえている。バランスのよい食事を。