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現代医学 |
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漢方薬 |
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ツボ |
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運動 |
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| 病気編 循環系の病気 脳卒中 |
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ポイント |
| 寝たきりにさせないための脳卒中のリハビリテーション |
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●発作後すぐに始めることが大切
●本人の意欲と周囲の協力がカギ
●手を出しすぎないように |
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足の変形を防ぐ寝かせ方 寝かせ方の工夫で、まひや変形が防げる。毛布やタオルをたたんだり丸めたりして支えるとよい。 |
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少し横向きにしたいとき |
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| まひ側を上に、腕は伸ばすか軽く曲げ、まくらなどにのせる。足の間にもまくらかクッションを入れる。 |
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手のまひの防ぎ方 タオルを巻いて、握らせると手のまひが防げる。手首のところを安全ピンでとめる。 |
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| 親指を下に入れて、手首のところを安全ピンでとめる | タオルをややかたく巻いてテープなどで固定し、これを握らせてもよい | |
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腕を動かす ひじの関節がかたくならないように、発作後2〜3日したら運動を始める。症状が落ち着いていれば、意識がもどっていなくても行ってよい。曲げ伸ばしの動作はゆっくりと。 |
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1 片手で患者のひじの上を、もう一方の手で手首のあたりを下からつかむ |
2 腕を体のわきから上へ、ゆっくり持ち上げる |
3 腕を伸ばせないときには、ひじを曲げたまま頭の上まで上げる |
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4 ひじを曲げ、頭の上のほうまで、痛がらない程度に徐々にもっていく |
5 ひじと手を支えたまま、ゆっくりと腕を上げた状態にもどしていく |
6 腕を上げた状態にもどしたら、もう一度初めの位置までもどす。同じ動作をくり返し行う |
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ひざ・またの関節を動かす 腕の運動と同じように、発作後2〜3日から始める。 ひざの曲げ伸ばしなど、足の運動をするときは、足首を伸ばしたままで行う。足首を曲げたり伸ばしたりする運動も同時に行う必要がある。 動作はゆっくりと、毎日20〜30分くらいずつ始めるとよい。 |
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寝返りをうつ 他人の力を借りずに自分自身で体を動かす練習は、まず寝返りをうつことから。まひしていない手を活用する。 |
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1 まひ側のひざの下に、もう片方の足を曲げて入れる。健康な手でまひ側の手首をつかむ |
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2 向きたい方向に頭を回し、腕を引っぱってまひ側の肩を引き寄せる |
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3 肩が回ったら、次に腰をゆっくりと回す |
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起き上がって座る→立つ 寝返りがうてるくらいになったら、自力で起き上がり、ベッドの上で座る練習をする。 ベッドの上やふちで、バランスをとって座っていられるようになったら、立ち上がる訓練を始める。ベッドの端につかまったり、ベッドわきにいすを置いてその背につかまっても練習ができる。家族の手助けは最小限に。 |
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1 寝返りのできた状態から、ひじをついて上半身を起こす |
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2 起き上がりたい方向に顔を向け、手のひら全体をしっかり床につけて押す |
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3 腕を伸ばしながら、頭や腹筋も使って起き、座る |
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介助する場合は、肩や首にしっかりつかまってもらい、引き起こす |
ベッドのふちに座り、背につかまりながら立つ |
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杖を使って歩く 立ち上がれるようになったら、なるべく早く歩く練習を始める。最初は伝い歩きから始め、徐々に杖(つえ)をついての歩行へと進めていく。 症状の程度によって個人差はあるが、積極的な訓練を続ければ、数か月後には歩けるようになる。 |
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1 動きやすいゆったりとした服装と、足に合った運動靴で。まず、杖を前方に出す |
2 まひ側の足を1歩踏み出し、体重をしっかりかける |
3 まひのない側の足を出し、杖を出すところから動作をくり返す |
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●運動療法を受けたいときの連絡先 日本理学療法士協会 〒135 東京都江東区東陽2−5−18−602 Tel03−3699−1242。 ●体を動かさないと逆もどり リハビリでせっかくとりもどした運動機能も、継続して行わなければ急速に低下してしまう。 |