のどの痛みとせきには消炎作用のあるものを、たんには去たん作用のあるものを用います。
キンカン療法
和歌山、高知、宮崎など暖地で多く栽培されるミカンの一変種です。夏に白い花が咲き、冬、だ円形で親指大のオレンジ色の実をつけます。果実は、かぜ、せき、のどの痛みなどに効きます。
●完熟した10個を丸ごと刻み、水400ml、砂糖少々と煮て、温かいうちに煮汁を内服する。
●完熟の4個とナンテンの実10個をつき砕き、水200mlで煎(せん)じ、砂糖小さじ1を加えて飲む。
●熱を伴うときは、果汁におろしショウガ少々を加えて飲む。
オオバコの煎じ汁
オオバコは、道端など、どこででもみられる雑草です。全草の生薬名は「車前草(しゃぜんそう)」、種子は「車前子(しゃぜんし)」といいます。ともに乾燥させて使います。草は花期の春から秋に採取し、種子は秋、完熟期に採ります。
●車前草の1日量5〜10gを300mlの水で半量に煎じ、3回に分けて飲む。
●車前子の1日量5〜10gを200mlの水で半量に煎じ、食後服用する。
子供の場合は、年齢に応じて量を減らします。
●手をお湯につけるとぜんそく発作がおさまる 洗面器にお湯を入れ、手首とひじの中間くらいまで10分間つけるとよい。
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