現代医学 漢方薬 ツボ 民間薬

症状編 吐く/吐きけがする
ショウガエキスの作り方

 民間薬が有効なのは、嘔吐(おうと)しているときよりも、ムカムカとした吐きけをおさえたいときです。ただし病気が原因となっている場合には、もとの病気を治すことが先決です。

ショウガエキス
 ヒネショウガ1個をから炒りしてからすりつぶし、水で煮込んだ汁を、小さじ1〜2杯飲みます。
 あるいはヒネショウガ1個をすりおろして絞り、お湯大さじ3杯を加えて蒸し煮にし、さましてから小さじ1〜3杯を飲みます。
 つわりや乗り物酔いなど、すぐに吐きけをおさえたいときに用います。乗り物酔いの防止には、乗車直後に服用しておきます。

カラスビシャクの煎じ汁
 カラスビシャクは、球根に薬効があり、漢方では「半夏(はんげ)」と呼ばれます。花期の6月ごろに2〜3年経たものを掘り、塩ひとつまみを入れた水で外皮をこすりとったあと、1週間ほど天日乾燥します。
 乾燥した根を粉にしたもの7〜10gにショウガ少量を加え、水500mlで半量になるまで煎(せん)じ、1日に3回服用します。嘔吐を抑制するので、特につわりに効きます。