吐きけをなおすツボ治療のポイント ●胃腸の不調で起こる吐きけや嘔吐(おうと)には、気舎(きしゃ)というツボの刺激がよく効く。 ●ほかに胃腸病のツボの脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)、中かん(ちゅうかん)や、解毒の名穴といわれる築賓(ちくひん)、合谷(ごうこく)がある。 ●吐きけ、嘔吐は消化器官の異常で起こることが多いが、狭心症、脳卒中、脳腫瘍(のうしゅよう)などの疾患でも起こるので要注意。
吐く・吐きけの特効ツボ 最も効果のあるツボ 気舎(きしゃ)――吐きけ、嘔吐を止める
ツボの見つけ方 あお向けに寝る。顔を横に向け、あごを引くと、首の横に浮き上がる太い筋肉が胸鎖乳突筋。気舎はその乳突筋のはしにある。ちょうど鎖骨の内端にあたるところ。気舎という名称は、邪気が宿るところという意味をもつ。 治療のコツ 気舎への治療法は指圧が効果的。親指で、このツボを鎖骨の内端に向かって、1回に3〜5秒間押す。これを3〜5回くり返す。たびたび起こる慢性胃炎による吐きけには、灸治療(きゅうちりょう)がよい。