現代医学 食事 漢方薬 民間薬
症状編 体がだるい 食べてなおす
体力を回復する漢方食
 過労や夏ばてによるだるさには玄米、黒大豆、エンドウ豆、松の実、竜眼肉(りゅうがんにく)、ウナギのほか、次のような食品が有効です。
〈烏骨鶏(うこっけい)〉 皮膚や骨まで烏(からす)のように黒いのでこの名がある鶏。この鶏の肉や卵の強壮作用は群を抜いていて、大病や手術後の回復期にもたいへん効果がある。
〈スッポン〉 虚弱体質一般に用いることもでき、特に発熱性の疾患で弱っている場合によい食品。肉をスープにして飲む。
〈雀(すずめ)の卵と肉〉 精力減退の人や、体が冷えやすく尿の近い人に有効。肉は焼いてもスープにしてもよく、卵は1日3個食べれば十分。
〈エビ〉 淡水に生息する芝エビの類に卓効がある。腎臓(じんぞう)、膀胱(ぼうこう)系や生殖器系が冷えて、足に元気がない人に向く。炒めて食べるのがよく、ニラを合わせて食べるといっそう効果的。
〈ニラ〉 別名起陽草(きようそう)と呼ばれるように、元気になる野菜。その強壮作用は植物性のものとしては、ニンニクと双璧(そうへき)をなし、特にニラの実は葉より効力が強い。
〈ニンニク〉 虚弱体質の改善には、常食するとよい。羊肉といっしょに炒めると効力が増す。スープにして利用するとよい。
〈山芋〉 八味丸の原料にもなっている。体力増強、胃腸強化のほか、耳や目の衰えに効く。
〈ハスの実〉 強心・補腎作用にすぐれている。夢を多く見て、疲れやすいタイプ、また下痢をしやすい人に効果的。


血行もよくなるたんぱく質源
[エンドウ豆の甘煮]
●材料と作り方

[1]干しエンドウ豆カップ1は昆布のだし汁カップ5に一晩つけてもどし、つけ汁ごと火にかけて、30〜40分弱火で煮る。
[2]柔らかくなったら、三温糖大さじ1を加えて、落としぶたをして20分ほど煮、さらに三温糖大さじ1を加え、塩ひとつまみを入れて、再び落としぶたをし、ひと煮して火を止め、煮汁を含ませる。
★三温糖を2度に分けて入れると、豆がかたくならずに煮上がる。


疲れやすい人には最適
[黒大豆入り玄米ご飯]
●作り方

[1]黒大豆は2.5〜3倍の水に浸し、5時間以上おいて、十分に水を吸わせる。
[2]玄米は3.5倍の水(黒大豆を浸した水に、足りない分を足すとよい)に約30分浸す。
[3]圧力鍋に[1]と[2]を入れて、強火で約10分、弱火で30分間炊き、火を止めて10分間蒸らす。
★玄米はかたいので、圧力鍋を用いると、ふっくらとじょうずに炊き上がる。