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病気編 血液の病気 出血性貧血/鉄欠乏性貧血/巨赤芽球性貧血/溶血性貧血/再生不良性貧血/二次性貧血 〈コラム〉
輸血は必要成分だけの成分輸血が主流に
 輸血は生命を維持する重要な治療方法です。
 輸血には、血液そのものを全部輸血する全血輸血と、患者に必要な血液成分だけを輸血する成分輸血とがあります。
 かつては、疑問もなく、広く全血輸血が行われていました。しかし現在では、●輸血は最小限にとどめたほうが、拒絶反応などの副作用が少なくなる、あるいは●病人に必要な成分を効率的に利用できる、などの理由から、全血輸血にかわって成分輸血が主流となってきています。
 たとえば貧血のための症状が主な訴えである人には赤血球の輸血が行われます。また、白血病や再生不良性貧血にかかり、血小板が減少していて出血しやすくなっている人には血小板の輸血、細菌感染ややけどなどで血液凝固因子が不足している状態にある人には血漿(けっしょう)の輸血、というように、目的に応じて用いられます。