現代医学 漢方薬

病気編 のどの病気 扁桃炎/扁桃肥大
自分で選ぶ 体力別 扁桃炎の特効漢方
初期の扁桃炎(へんとうえん)で、つばを飲み込んでものどが痛み、熱もあるときには、桂枝麻黄各半湯(けいしまおうかくはんとう)が効く。口のかわきを伴うときには、桂枝二越婢一湯(けいしにえっぴいっとう)のほうが効果的。また扁桃の周囲が赤くなったり腫(は)れているが、化膿(かのう)はしていないときは甘草湯(かんぞうとう)、発病後、数日たったものには、柴胡(さいこ)の入った薬方が適している。
下表の◎=決め手になる症状 ○=あらわれやすい症状 △=ある場合もない場合もある症状を示す。

あなたの体力は?→ ある ふつう ない
自覚症状↓
頭が痛い・頭が重い



寒け・発熱

汗をかきやすい



顔色が悪い




体がだるい



せきが出る

うすいたんが出る




口の中が粘ついて苦い




のどが化膿している




のどがチクチク痛む


発赤・腫脹(しゅちょう)・咽頭痛(いんとうつう)が激しい


声がしゃがれる




物を飲み込みにくい



のどがかわく




処方薬参照先


1 小柴胡湯(しょうさいことう)★▲◆
  発病後数日たってものどの痛みや腫(は)れがおさまらず、塩けのあるものを食べると苦く感じるようになったときに用いる。
2 桂枝二越婢一湯(けいしにえっぴいっとう)
  初期の扁桃炎(へんとうえん)で、口のかわきを伴うときに向く。
3 桂枝麻黄各半湯(けいしまおうかくはんとう)
  初期の扁桃炎で、頭痛、寒け、発熱に加え、のどの痛みがあり、顔が赤いときに用いる。
4 桔梗湯(ききょうとう)★▲
  のどが赤く腫れ、痛みが激しい初期症状に。
5 甘草湯(かんぞうとう)▲
  桔梗湯と同様だが、激しいのどの痛みはあるが化膿(かのう)はしていないときに向く。煎用液(せんようえき)かエキス剤を湯に溶いたものでうがいをしたあと飲み込むと、急速に痛みが軽減する。
6 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)▲●
  背中全体が、妙に気持ち悪く寒い場合に効く。

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処方薬の ★=保険適用薬  ▲=顆粒剤(かりゅうざい)  ◆=錠剤  ●=カプセルをあらわす。 無印は煎じ薬(せんじやく)のみを示す。