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現代医学 |
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| 病気編 鼻の病気 蓄膿症 |
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鼻腔と副鼻腔 副鼻腔は鼻腔の外側の骨に囲まれた部分で、上顎洞、前頭洞、蝶形洞{ちょうけいどう:咽頭扁桃(いんとうへんとう)}の上にある、篩骨洞の4対計8つからなっている |
症状
鼻がつまり、鼻汁がたくさん出ます。粘りのある、うみのような鼻汁で、のどのほうに下がってくることもあります。
嗅覚(きゅうかく)の低下や、鼻声、いびきなどもあらわれ、頭の痛みや重い感じも伴います。鼻汁が気になるので集中力がなくなり、仕事や勉強の能率が悪くなりがちです。
炎症が起きた場所によっては、目に症状が出ることがあります。
治療
薬物療法と、手術で治療する方法があります。
薬 軽症の場合の治療は薬が中心です。必要があれば副鼻腔を洗浄して、たまったうみを出し、ネブライザー療法や各種の薬の投与を行います。ネブライザー療法は、特別な噴霧器を使って薬液を鼻の中に直接注入します。
薬の投与には、抗生物質の注入や内服、消炎酵素剤やたんぱく質分解酵素剤を内服して、炎症を鎮(しず)めたり、鼻汁を流れやすくする方法などがあります。
これらのなかから適切な療法を選び、経過をみながら、組み合わせを変えたりします。
薬による治療は、数か月〜1年以上もの長い期間をかけることが珍しくなく、根気よく続けることが大切です。効果が思わしくない場合は、手術をします。
手術 保存的手術と根本的手術の2つの方法があります。
保存的手術は、腫れた粘膜を切って鼻づまりをなくしたり、副鼻腔の出口の穴を大きくして、鼻汁を排泄しやすくします。鼻の中の形は、顔と同じで十人十色といってもよく、それぞれ違っています。そのためなかには形が乱れたものもあり、蓄膿症や鼻づまりの原因になります。そこで鼻の中の形を整えることによって空気の流れをよくして、蓄膿症を治すのが目的です。
根本的手術では、保存的手術に加え、副鼻腔の粘膜の炎症を起こしている部分を、全部とって、骨の壁を露出させてしまいます。
これらの手術で最も大切なのは術後の治療です。手術した部分が落ち着くまでの2〜3か月は、かぜなどひかないよう十分注意し、治療を続けなければなりません。
鼻中隔に弯曲(わんきょく)がある場合は、鼻中隔をまっすぐにする手術を行います。
子供の場合は、鼻の発育の途中なので、なるべく手術せずに治療します。手術をする場合は、保存的手術にとどめるのがふつうです。
●鼻を強くかむと中耳炎になる 鼻やのどの細菌が鼻から中耳に通じる管(中耳管)を経由して移動し、炎症を起こすため。