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| 病気編 胆道・膵臓の病気 胆石症 |
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現代医学では、胆石は手術によってとり去ることが多いのですが、漢方では場合によっては手術なしで治療できます。 体が非常に弱っている高齢者などは、手術による体力の消耗が心配ですので、漢方を試みるのもよいでしょう。 薬の選択は下表を参考に、症状に合わせて行います。
まず痛みの発作を軽減する
早ければ数か月で石が流出
痛みを鎮める
胆嚢炎にも効果的 症例●半年後に胆石が消滅 72歳で現役として商店を切りもりしていたKさんは、胆石症の発作が毎日のように起こるようになり、高齢のこともあって、みるみるうちに衰弱してしまいました。 そこで症状に合わせて解労散(かいろうさん)を用い、また疲労回復の目的で十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)も併用しました。 その結果、発作も少なくなり、半年後には胆石が消えました。 |
| 自分で選ぶ 体力別 胆石症の特効漢方 |
| どの薬も、煎(せん)じて用いるときには、連銭草(れんせんそう)を1日分7〜10g加えて煎じると、より早く治ることが多い。連銭草、または金銭草(きんせんそう:中国では有名な薬草)だけを煎じて服用しても治る場合がある。 |
| 下表の◎=決め手になる症状 ○=あらわれやすい症状 △=ある場合もない場合もある症状を示す。 |
| あなたの体力は?→ | ある | ふつう | ない | ||||
| 自覚症状↓ | |||||||
| 便秘しやすい | ◎ | ||||||
| 下痢しやすい | ○ | ||||||
| 尿量が少ない | ○ | ○ | |||||
| 食欲不振 | △ | ○ | △ | ○ | ○ | ||
| 不眠傾向 | ○ | △ | |||||
| 上半身に汗をかく | ◎ | ||||||
| 首から上に汗をかく | ◎ | ||||||
| 疲れやすい | △ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ||
| 体がだるい | △ | ○ | ◎ | ||||
| のぼせやすい | ◎ | △ | |||||
| 肩がこる | ◎ | ○ | ◎ | ○ | △ | ||
| せきが出る | △ | ○ | ○ | △ | △ | ||
| 口の中が粘ついて苦い | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||
| みぞおちがつかえている感じ | ○ | △ | ○ | △ | |||
| みぞおちのあたりが痛い | △ | △ | ○ | ||||
| 胃が痛い | ○ | ||||||
| 腰が痛い | ○ | △ | ◎ | ||||
| 右上腹部、側腹部の激痛 | △ | △ | △ | ○ | ◎ | △ | |
| 左上腹部の激痛 | ◎ | ||||||
| 手足が冷える | ◎ | △ | |||||
| イライラする | ○ | 処方薬参照先 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 1 大柴胡湯(だいさいことう)★▲◆ おなかの右上に激しい痛みが起き、便秘する人に向く。のどのかわきが激しいときには、石膏を10g加えて煎じるとよい。 |
| 2 小柴胡湯(しょうさいことう)★▲◆ 口の中が粘ついて苦い、肩がこる症状の人に用いる。 |
| 3 四逆散(しぎゃくさん)★▲ 精神神経症状を訴える人に向く。 |
| 4 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)★▲◆ 口の中が粘ついたり苦かったりする、疲れやすい、肩がこるなどの症状の人に効く。 |
| 5 良枳湯(りょうきとう) 発作時にたびたびおなかの右上が痛む人に用いる。 |
| 6 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)★▲ 疲れやすく、首から上に汗をかきやすい人に向く。 |
| 7 解労散(かいろうさん)★▲◆ ヘその左斜め上あたりを押すと抵抗や痛みを感じる、激しい腹痛が頻繁(ひんぱん)に起こる、体が弱っていてだるいといった人に合う。 |
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自分の体力がわからないときはここをクリック。 処方薬の ★=保険適用薬 ▲=顆粒剤(かりゅうざい) ◆=錠剤をあらわす。 無印は煎じ薬(せんじやく)のみを示す。 |
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●胆石症に効く連銭草(れんせんそう)とは カキドオシの生薬名。単独で1日分30gを煎じて用いても効果があるという。尿路結石、歯石をとる働きも。 |