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病気編 腎臓の病気 急性腎炎/慢性腎炎/IgA腎症/腎不全/尿毒症 食べてなおす
●腎炎をなおす漢方食
 漢方では、腎疾患(じんしっかん)の状態を陽証と陰証に分けて治療します。陽証とは、体にまだ十分な抵抗力があり、炎症があって口がかわき、尿は出にくく、夜中に排尿のない場合をいいます。このときは、熱を下げ、利尿作用のある食品、たとえば、スイカ、トウガン、ハトムギ、キュウリ、柿、アズキ、緑豆などが効力を発揮します。
 陰証とは、体力が衰え、冷えて夜中に数回排尿をし、残尿感のある場合をいいます。このときは、補腎作用のあるスッポン、黒大豆、ナマコ、動物の腎臓、クコの実、シナモン、ニラの種などを用います。いずれの場合も、もち米やギンナンは利尿を抑えるので避けます。
〈アズキ・緑豆〉 最も利尿作用がある。1日分30gを煎(せん)じて飲む。
〈柿〉 血尿などの出血を伴う場合に有効。冷え症の人は多食は禁物。
〈スイカ〉 腎炎や膀胱炎(ぼうこうえん)で熱があり、尿の出が悪いときに、そのまま食べるか、ジュースにして飲む。スイカを煮つめたスイカ糖も利尿作用が強く、生食するより体を冷やさないので、陰証の人にもよい。
〈トウガン〉 生で食べれば、スイカと同様の作用がある。スープや煮物は、体を冷やさないので陰陽ともに用いることができる。
〈鶏などの動物の腎臓〉 炒めたり、スープにすると効く。
〈スッポン〉 疲れやすい人に特に効果がある。
腎臓を強くする
[黒大豆粥(くろだいずがゆ)]
●作り方
[1]黒大豆、昆布、玄米、ハトムギは一晩水に浸す。
[2]黒大豆と昆布のつけ汁に水を加え、玄米、ハトムギ、黒大豆を弱火で煮、ニンジンとトウガンの角切りを加え、柔らかくなるまで煮る。

むくみをとるのに有効
[豚マメとアスパラの炒め物]
●作り方
豚マメ(腎臓)は湯通しして薄切りにし、香味野菜と炒め、豆ち(トウチ:豆状のみそ)とグリーンアスパラガスを加えて炒める。春雨を添えて。