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病気編 内分泌・代謝異常・栄養障害 糖尿病
 薬草のなかには、血糖値を下げる作用をもつものがあり、糖尿病の民間薬として利用できます。
タラノキの樹皮の煎じ方

カキドオシの煎じ方

タラノキの樹皮の煎じ汁
 タラノキは、芽も枝も皮も根も、すべて血糖値を下げる作用をもっています。特にタラコンピと呼ばれるタラノキの根の皮に最も薬効があります。
 掘り出した根をよく洗い、皮をはいで、生のまま50gを500mlの水が半量になるまで煎(せん)じて服用します。保存用に乾燥させたものを使うときには20gを500mlの水で煎じます。1日3回飲みます。
 市販品もありますが、生産量が少ないために高価で、しかも樹脂が多く飲みにくいので、タラボクと呼ばれるタラノキの枝や、タラボクヒと呼ばれる幹の皮を利用することが多くなっています。
 タラボクヒを使うときには、カキドオシ、ビワの葉の乾燥したものも加え、それぞれ5gを、水400mlで半量になるまで煎じ、1日3回飲みます。乾燥したフジバカマを5g加えてもよく、これらの組み合わせは、副作用のないことが古くから知られています。
 山菜の王として知られるタラノメは、早春に採取します。市販品を利用してもよいでしょう。
 ほかは秋が採取の適季です。
 タラノメはてんぷらにしたり、おひたしなどで食べるとおいしいものです。サポニンと繊維質を含むので、小腸での糖質と脂肪の吸収を抑制し、糖尿病を予防すると同時に肥満改善にも役立ちます。

カキドオシの煎じ汁
 花が咲いているときの全草に薬効があります。
 動物実験によっても血糖値降下作用が著しく強いことが確かめられています。
 全草にはウルソール酸、硝酸カリ、リモーネンなどを含みますが、これらの成分の相乗作用が効くのだろうとされています。
 全草を煎じて飲みます。
 糖尿病の薬は多くのものに副作用がありますが、カキドオシにはそれがないので、長期の連用に向いています。



●2本の足は2人の医者 運動と健康とは密接な関係がある。運動はつい忘れたり、怠けたりしがち。毎日、適度に体を動かそう。