現代医学 漢方薬 民間薬

症状編 のどがかわく
水分代謝のメカニズム
のどのかわきは、内臓のどこかに異常が起きて、水分代謝が狂うために起こる

 かぜなどで高い熱が続いたり、嘔吐(おうと)や下痢があるときには、体内の水分が減っているので、のどがかわきます。また、疲労のために食欲がないときも、のどがかわくように感じる人がいます。
 老人になると唾液(だえき)や粘液の分泌が減るため、口やのどがかわきやすくなります。
 これらの場合は、一時的なものであることが多く、口やのどを湿らせたり、水分を補給するだけでたいていはおさまります。

尿の量が多くなっていないか
 のどがかわくときには、尿の量がふえているかどうか、が原因をつきとめるための重要なポイントになります。
 尿の量が極端にふえ、夜中にものどがかわいて目が覚めてしまうようなときには、まず糖尿病を疑います。そのほか腎臓(じんぞう)の機能障害によっても尿の量がふえて、のどがかわきます。
 次のような自覚症状を伴っているときには、医師の診察を受けます。●体重の極端な増減、●手足のしびれ、●全身のだるさ、●顔や手足のむくみ、●微熱。
 高血圧症心臓病などで利尿薬を飲んでいる場合にも、尿量がふえてのどがかわきます。
 精神的な原因やのどに異常があるときに、のどのかわきを感じることがあります。この場合は、水を飲まなければ尿の量がふえることはありません。

のどがかわいたときの手当
 熱などで体の水分が急激に失われたときには、脱水症になりますので、湯ざましを少しずつ何度も飲むようにします。イオン飲料でもよいですが、糖分が多いので飲みすぎないようにします。静脈からの点滴を受けたほうがよいこともあります。
 異常なのどのかわきのほとんどは病気の一症状です。まず、原因となる病気を治しましょう。