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症状編 腹が痛い
リンドウの根の煎じ方


リンドウの根の煎じ汁
 秋の草花として有名なリンドウは、根の部分に薬効があり、古くから健胃薬として有名です。
 漢方では竜胆(りゅうたん:竜のきもの意)といいますが、これは熊胆(ゆうたん)つまり「熊の胆(くまのい:きも)」よりももっと苦いところから名づけられたものです。
 この苦みに効能があり、腹痛や消化不良、胃酸過多、食欲不振などに用いられています。
 乾いた根を刻んで煎(せん)じますが、粉末にして1日量0.5〜1gを服用してもかまいません。

サンザシの実の煎じ汁
 10月ごろ完熟寸前の実を採り(赤く十分に熟した実ではない)、湯通ししたあと、種子を除いて乾燥させます。これが漢方でいう「山査子(さんざし)」です。
 煎じて飲むと、健胃、消化、整腸作用があり、腹痛や下痢、食欲不振に効きます。
 1日量は5〜7gで、これに水を300ml加えて約半量になるまで煮つめます。
 かすを除いてさまし、3回に分けて食後30分に服用します。
 食中毒による腹痛や二日酔いにも有効です。この場合には、量をふやし、8gを1回量として煎じて服用します。