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病気編 男性性器の病気  インポテンツ
 男性の勃起(ぼっき)が不十分で、女性の腟内(ちつない)に挿入できないか、または、できてもその状態を維持できない場合をインポテンツといいます。

原因
 インポテンツには、大きく分けて2種類あるといわれています。
 1つは、器質的インポテンツです。何らかの器質的な変化によって、勃起ができない状態をいいます。
 もう1つは、機能的インポテンツといって、勃起能力があるにもかかわらず、心因的な原因から勃起ができない場合です。
 かつては、機能的なインポテンツが大部分といわれていましたが、最近ではインポテンツの原因は、器質的なものが大部分であり、約70%を占めるといわれています。
 器質的なインポテンツは、さらに、陰茎の海綿体の機能に異常がある場合と、海綿体の機能は正常でありながら、海綿体にいくまでの神経の伝達路に異常がある場合の2つに分けられます。
 前者は、多くの場合海綿体の血管に異常がある場合です。後者は、糖尿病、外傷、手術などによる神経の障害です。
 機能的インポテンツの大部分は、新婚インポテンツといわれるものであり、勃起機能には何ら問題がないのに勃起ができないものです。
 ときには、その原因が精神病であることもあります。

治療
 器質的インポテンツの治療法はかなり進歩しています。海綿体が異常な場合は、直接薬剤を陰茎に注射することによって勃起が可能です。海綿体の異常が血管に原因する場合には、血管の手術をすることもあります。
 神経の障害によるインポテンツの場合には、陰茎プロステーシス(シリコンでできている勃起補助器)を陰茎海綿体の中に挿入することが必要です。最近では、かなり精度の高い人工パーツもあります。

●糖尿病になるとインポテンツになる? 昔からよくいわれているが、実際になるのはごくわずか。しかもかなり悪化した場合のみ。