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病気編 腸の病気 急性腸炎/慢性腸炎

腸炎をなおす食事の 原則
 生野菜や果物、発酵しやすい豆類を控える
 油脂類を避け、低脂肪にする
 牛乳は下痢を助長させやすいので、症状をみて制限する
 良質たんぱく質を消化のよい形でとる
 回復したら徐々に普通食へ

●絶食→流動食→固形食→普通食へ
 下痢がひどいときは、絶食します。脱水症が起きないように湯ざましや番茶などを少しずつ飲んで水分補給をします。その後、食欲が回復して症状も軽快してきたら、流動食にし、痛みや熱が消失したら三・五・七分粥(さん・ご・しちぶがゆ)と順次固形食に移行します。

●腸を刺激しない食事が基本
 下痢が慢性的に長く続くと、栄養障害や体力の低下を引き起こします。消化のよい、栄養バランスのとれた高エネルギー食を心がけます。
 腸に刺激を与えないように、繊維の多い野菜や果物、腸内で発酵しやすい豆類や栗などは避けます。油脂は下痢を助長させるので最小限にとどめ、使用する場合は消化吸収のよいバターを。また、極端に熱いものや、冷たいものは避けます。


● 回復時のおすすめ料理
 体力をつけるため、良質たんぱく質をとります。豆腐や卵などは消化がよく、最適の材料です。刺激の強い香辛料は避け、ユズやカボス、みそ、だしのうまみなどで工夫を。
高栄養で消化がよい
[空也蒸し]
100kcal たんぱく質7.1g 塩分1.4g
●材料
卵30g だし汁90ml 塩・しょうゆ各少々 豆腐50g [A](だし汁大さじ2 しょうゆ・みりん各小さじ1弱) 片栗粉小さじ1/3 ユズの皮少々
●作り方
[1]だし汁を温め、塩、しょうゆで調味してさまし、溶き卵に加えてこす。
[2]器に豆腐を入れ、[1]の卵液を注ぎ、蒸し器で10〜15分ほど蒸す。
[3][A]を煮立て、水溶き片栗粉でとろみをつけて[2]にかけ、松葉切りにしたユズの皮を添える。

加工品のなかでは消化がよく、低塩分
[はんぺんのふわふわ煮]
84kcal たんぱく質7.9g 塩分2.5g
●材料
はんぺん80g だし汁カップ1/2 しょうゆ・みりん各小さじ1
●作り方
はんぺんは食べやすい大きさに切り、だし汁、しょうゆ、みりんでひと煮する。

みその風味で食欲をそそる
[豆腐の鶏みそかけ]
133kcal たんぱく質14.7g 塩分1.7g
●材料
豆腐100g だし汁カップ1/4 塩小さじ1/10 しょうゆ小さじ1/2 鶏ささ身ひき肉30g [A](みそ小さじ1 砂糖小さじ1 だし汁大さじ1と1/3)
●作り方
[1]小鍋にひき肉と[A]を入れて火にかけ、箸でまぜながらポロポロになるまで火を通す。
[2]だし汁、塩、しょうゆを煮立て、豆腐を入れて温めて盛り、[1]をかける。