現代医学 漢方薬 民間薬

症状編 おりものがある
ナズナの煎じ方

 ひと口におりものといっても、原因や症状によって使う薬草が違います。
 更年期障害が原因の場合や老人性腟炎(ろうじんせいちつえん)には、婦人病一般に効果のあるサフランやべニバナなどの薬草がよいでしょう

ナズナの煎じ汁
 春の七草のひとつ。別名、ペンペン草ともいい、野原や、路傍のいたるところで見かけます。
 止血作用があるので、子宮出血や不正出血など、おりものに血がまじるときに有効です。花や葉、茎だけでなく、根まで全草を使います。

サルトリイバラの煎じ汁
 山野や荒れ地に自生する多年生のつる性灌木(かんぼく)で、初夏に黄緑色の小さな花をつけます。
 秋に、薬用部分の根茎を採取しますが、根が深いため採掘はたいへん困難です。
 解毒作用があるので、おりもののなかでも細菌感染によるものや、悪臭のあるおりものに効果があります。かつては梅毒、淋病(りんびょう)の妙薬とされていました。
 乾燥させた根茎10〜15gを1日量として、水200mlで煎(せん)じ、毎食前に飲みます。


●おりものに効く食べ物 中国ではインゲン豆が効くとされている。豆を炒って粉末にし、重湯の中に入れて飲むとよいという。