現代医学 ツボ

症状編 呼吸が苦しい
呼吸の苦しさをなおすツボ治療のポイント
●中高年になると、心臓と肺の機能の衰えやストレスなどが原因で、どうき、息切れが起こりやすい。ツボ刺激は、心臓や肺の機能を高め、それらの症状を抑えることができる。
●大切なツボは鎖骨の外端の中府(ちゅうふ)、胸のだん中(だんちゅう)、背中の心兪(しんゆ)、肺兪(はいゆ)、前腕の孔最(こうさい)、げき門(げきもん)など。
●なかでも孔最は、息苦しい、胸が苦しいなど、急性の症状を治す大切なツボである。
●心兪は循環器の機能を整える。

呼吸が苦しいときの特効ツボ
最も効果のあるツボ1
孔最(こうさい)――発作的な息切れを治す



ツボの見つけ方
前腕のひじから手首の間を3等分したひじ側で、少し親指に寄ったところが孔最。

治療のコツ
息切れの症状が出たら、ツボを強めに押す。孔最は肺のツボのすじ道にあるので、せきやたんにも効く。
息切れの名穴、孔最のツボをグッと押す


最も効果のあるツボ2
心兪(しんゆ)――循環器の機能を高める


ツボの見つけ方
第5胸椎棘(きょうついきょく)突起の下から、左右両側へ2指幅分離れたところ。

治療のコツ
指圧でもよいが、たびたび症状が出るようなら、灸治療(きゅうちりょう)が効果的である。極小のもぐさに火をつけ、熱くなったらとる温灸が初心者向き。
    1日1回、米粒大のもぐさを
    3壮(回)ずつすえる

●ぜんそく発作に効くマッサージ 背骨の両側を首から腰に向けて、少し強めにゆっくり押すと、息苦しさがおさまる。