現代医学 食事

症状編 胸やけ/胃もたれ
胃もたれ/胸やけをなおす食事の 原則
 1回の食事量を少なくし、回数を多くする
 消化吸収のよい食品を選ぶ
 栄養価の高い食品を積極的にとる
 よくかんでゆっくり食べる
 食事時間を正しく守る

●高栄養のものを、よくかんで
 胃もたれ、胸やけしやすい人は、一般的に胃の筋肉の緊張が弱く、胃下垂の傾向がみられます。そのため、腸へ押し出す力が弱く、食べたものが長く胃に停滞して食欲をなくします。栄養価の高い、消化しやすいものをとるのが第一です。
 水分の多いもの、ガスが残る食品(豆・芋類)は控えます。脂肪食品は、胃の停滞時間が長いので、とりすぎないようにします。
 1回の食事量は少なめにし、回数をふやして胃の負担を軽くします。よくかんで食べることも大切です。

●食欲の出ないときは
 適度なアルコールや香辛料は、食欲を出すのに効果的です。また、食べたいおかずを優先的にとるのも一法。リラックスして食べているうちに食欲が出てくるものです。

少量で高栄養の料理
高たんぱく質で消化のよい白身魚や鶏ささ身に野菜を組み合わせ、一皿でバランスがとれるように。

胃にやさしい蒸し物
[ヒラメのカブラ蒸し]
(102kcal たんぱく質16.6g 塩分1.6g)
●材料
ヒラメ80g 塩小さじ1/6弱 酒小さじ4/5 カブ60g 卵白1/6個分 ニンジン20g ミツバ10g かけ汁(だし汁カップ1/4 しょうゆ小さじ1/6 塩小さじ1/10 片栗粉小さじ2/3)
●作り方
[1]魚に塩、酒をふる。
[2]カブはおろして、卵白をまぜる。
[3]ニンジンは花型で抜き、ゆでる。
[4]耐熱器に[1]を入れ、[2]、[3]をのせ、蒸し器に入れて8〜10分蒸す。途中でミツバを散らす。かけ汁をかける。



疲労回復や夏ばてにもよい
[鶏ささ身の梅ソースあえ]
(81kcal たんぱく質14.9g 塩分1.3g)
●材料
鶏ささ身60g トマト40g キュウリ20g シソの葉少々 梅ソース(梅干し5g しょうゆ小さじ1/3、砂糖小さじ2/3 だし汁小さじ1) 酒少々
●作り方
[1]鶏ささ身はすじをとり、酒をふって蒸し、さめたらそぎ切りにする。
[2]トマトは皮と種をとり、くし形に切る。キュウリは縦半分に切ってから斜め薄切り、シソの葉は細切り。
[3]梅干しは種を除いて裏ごしし、調味料とまぜ合わせ、[1]、[2]をあえる。

胃もたれをなおす漢方食
〈大根〉消化不良や胃がもたれたときに有効。
〈ニンジン〉胃がつまった感じがしたり、食欲不振によい。
〈カブ〉胃が重たい感じがするときに、煮て食べると治る。
〈ジャガ芋〉すりおろして絞った汁を飲むと胃がすっきりする。

二日酔いの胃もたれに効く
[ふろふき大根のゴマだれ]
●作り方

[1]油が出るまでよくすった黒ゴマにハチミツ、酢、しょうゆ、だし汁をまぜる。
[2]大根は隠し包丁を入れ、昆布とカツオ節のだし汁にナツメと陳皮(ちんぴ:ミカンの皮の干したもの)を加えた中でやわらかく煮、[1]をかける。飾りは貝割れ菜とユズ。


●二日酔いに効く食べ物 大根おろしにショウガのおろし汁少々を加えて飲む。また梅や柿はアルコールの解毒作用があるので有効。