基礎知識編 PART2 救急法
呼吸が止まった(人工呼吸)
 患者の呼吸が停止していたら、すぐに口対口の人工呼吸を始めます。まず息を吹き込む前に、気道を確保する必要があります。
 意識がない人では、あご、首、舌の力がぬけて舌の根元がのどの奥へ落ち込み、気道をふさいでいることが多いからです。
 人工呼吸は5秒に1回(おとな)の割合で行い、1回に吹き込む空気の量は、患者の胸が十分に広がることで確認しますが、ほぼ800mlです。

おとなの場合

1 片手をひたいに添えて、もう片方の手指を下あごの骨にあて、頭を後ろにそらせ、のどを伸ばすと、気道が開く
2  ひたいの手をずらして相手の鼻を指でしっかりつまみ、大きく息を吸い込む


3 相手の口を完全にふさぐようにして、息を吹き込む。胸が十分ふくらむまで続ける
4 口を離し、鼻をつまんでいた指も離す。胸がくぼんでいるのを確認しながら、また深呼吸をし、息を吹き込む

子供の場合

1 乳幼児の気道の確保は、首を少しそらせるだけ
2  口と鼻をいっしょに口でふさぎ、胸が上下に動くように3秒に1回息を吹き込む