基礎知識編 PART1 ツボ療法入門
ツボの見つけ方

[1]標準の位置をマークする
 ツボには、基本的な標準を示すツボと、治療のとき、ほんとうに役立つツボがあります。
 本文では、おおよその位置がわかるように解説しましたが、これは標準の位置です。この付近にある、ということで、人によっても病気によっても多少ずれてきます。
 まず標準の位置をマークし、次に[2]〜[4]の方法でその周辺を探ってください。


[2]なでる
 標準の位置とその周辺を軽くさわってみます。
 皮膚が、かさかさ、ざらざらしていたり、冷たくて青白かったり、逆にほてって赤くなっていたら、その場所が治療すべき効果のあるツボです。
 わかりにくいときには、左右の反対側の位置を、同じようにさわってくらべたり、ツボと全然関係ないところをなでてみて、2つをくらべたりしてもよいでしょう。


[3]つまむ
 さわってみて、だいたい見当のついたところの皮膚を、つまみ上げてみます。それから親指と人さし指で2〜3回もんでください。探していたツボなら、そのときに刃物で切られたような、刺すような痛みを感じて体がぴくつき、反応するはずです。
 もし、そのような痛みを感じなかったら、少しずつ位置を変えて探します。ツボを探すときは、左右とも同様にして調べてください。


[4]押す
 つまんで痛みを感じた部分をさらに親指か人さし指の先で軽く押します。かたい点状、すじ状、かたまり状などのしこりが確認できるはずです。
 これは、皮下組織という皮膚の結合組織や筋肉が緊張してかたくなり、しこりとして触れるものです。
 最終的に探しあてたこのしこりが、治療の際、最も効果を上げることができる「生きたツボ」です。

●東洋医学の六臓とは 肝、心、脾{ひ:膵臓(すいぞう)をさす}、肺、腎(じん)、心包(しんぽう:心臓を包んでいる袋があるはず、という考えに基づいた臓器)をいう。