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現代医学 |
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| 病気編 皮膚の病気 |
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| 現代医学でなおす |
| 〈コラム〉最近ふえているストレスによる抜毛症 |
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毛髪の周期 髪の毛の成長期は4〜6年。その間に髪が抜けてしまうのが円形脱毛症である |
症状
親指大か10円玉くらいの大きさで円形に毛が抜けます。ふつう、最初は1か所だけで起こり(単発型)、2〜3か所(多発型)にふえます。さらに脱毛の場所がふえ、つながりあって頭全体に広がったり(全頭型)、頭髪以外の、まゆ毛やまつ毛、体毛など、全身に広がる{汎発型(はんぱつがた)・悪性円形脱毛症ともいう}こともあります。
症状の進み方は、必ずしも順を追うわけではなく、単発型の段階で治ったり、初めから多発型だったりもします。最も多くみられるのは多発型です。
治療
放置しても数か月で治ります。多発型や範囲の広いもの、悪性円形脱毛症は数年以上かかることもあります。治療法は、内服薬、外用薬、物理化学療法があり、症状別に、最も適した治療を行います。
薬 外用ステロイド剤が中心です。免疫抑制剤や、血行をよくする働きのある血管拡張薬なども使われます。アレルギー反応を抑えるための抗アレルギー剤もあります。
物理化学療法 局所的な治療に使われます。代表的なのは次のような方法です。
●局所を凍らせ、細胞に刺激を与えるドライアイス圧抵法、●DNCBというかぶれ薬で皮膚炎を起こさせ、免疫現象を別の方向へ向けさせるDNCB感作法、●細胞によい作用をもたらす紫外線を局所に照射する紫外線照射法、●紫外線の吸収をよくする効果のある薬物P(ソラレン)を投与したあと、紫外線(UVA)を照射するPUVA療法。
今のところ予防法のない円形脱毛症ですが、治療法はたいへん進歩しています。早期発見・治療で必ず治ります。