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しみ・そばかすの予防法
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●しみ
メラニン色素が多くなった状態がしみです。境目のはっきりしたうすい褐色の色素斑(しきそはん)があらわれます。
30歳以降の女性の顔に多くみられ、両ほお、ひたい、目のまわりなどに、左右対称にできる傾向があります。
肝斑(かんぱん)とも呼ばれますが、肝臓の病気とは関係ありません。また中年の女性にできるため、女性ホルモンが関係しているといわれますが、原因は明らかではありません。紫外線によってつくられたメラニン色素が、部分的に沈着してしみになるので、紫外線の影響が大きいと考えられます。
妊娠時にみられるものは妊娠性肝斑と呼ばれます。多くは出産後も消えずに広がっていきます。
そのほか、老化現象のひとつとしてみられる老人性色素斑があります。中年過ぎころから、顔や手の甲、腕の外側、胸や背中に褐色の色素斑ができます。特に治療は要しませんが、がん前駆症状の始まりが、しみのように見える場合もあるので注意が必要です。
治療 肝斑は、美白化粧品を使ったり、ビタミンをとることを続ければ、かなりうすくなることが期待できます。ただし、効果があらわれるまでには、3〜6か月、あるいはそれ以上かかることもあります。予防法と併用しながら、気長に努力しましょう。
予防 最大の予防法は、紫外線をカットすることです。加えて、肌荒れ、かぶれなどのトラブルを避け、ビタミンC摂取に努めます。
●そばかす{雀卵斑(じゃくらんはん)}
うすい褐色で、米粒大ほどの斑点が群がってできるのが、そばかすです。目のまわりやほおによくみられ、首や肩、腕、手の甲にできることもあります。
原因 紫外線に当たるとふえます。5〜6歳から思春期のころに目立ちます。光線に敏感な体質の人に、できやすいようです。
治療 しみの場合と同じですが、根本的に治すのは困難です。しかし、悪化を防ぐことはできます。日やけ止めや帽子などで、紫外線を避けましょう。