現代医学 ツボ

病気編 胆道・膵臓の病気 胆嚢炎/胆管炎 〈コラム〉
胆道のしくみと働き
 胆道は、胆管と胆嚢(たんのう)とで構成され、肝臓でつくられた胆汁を、腸管へ運ぶ道すじとなっています。
 肝臓から出た左肝管と右肝管はすぐに合流して総肝管となり、さらに胆嚢のつけ根である胆嚢管と合流します。この合流部分から十二指腸までをつなぐ管が、総胆管です。
 胆汁は、主成分として、ビリルビン、胆汁酸、レシチン、コレステロールなどを含み、1日に肝臓から排出される量は、700mlほどです。胆管の出口は、ふだんはオッディ括約筋によって閉じられているため、胆汁は腸に流出せず、胆嚢管を逆入して胆嚢に流れ込みます。
 胆嚢では胆汁の水分が吸収され、8倍ほどの濃度になります。食べたものが十二指腸に入ると、胆嚢が収縮して胆汁が腸に送られます。胆汁は脂肪を吸収するので、脂肪分の多い食べ物が送られてくると、胆嚢の収縮は特に強くなります。また胆汁は、コレステロールが固まるのを防ぎ、胆石ができないようにしています。