病気編 肝臓の病気 肝硬変 〈コラム〉
インターフェロンや免疫賦活療法で肝硬変を防ぐ
 慢性肝炎から肝硬変への悪化は、何としてもくい止めなければなりません。アルコール性の肝臓病ならば、禁酒が効果的な治療法ですが、ウイルス性の場合は、体内からウイルスを追い出すのはなかなか困難です。そのウイルスを追い出すための、あるいは追い出せないまでも封じ込めるための治療薬として注目されているのが“インターフェロン”です。
 インターフェロンは、ウイルスの増殖を抑える働きがあることから、B型肝炎の治療に活用され、またC型肝炎の治療にも広く用いられるようになりました。
 また、B型の慢性肝炎にかかっている人は、もともとB型肝炎ウイルスに対する免疫のカが弱い傾向にあります。そこで、免疫賦活療法という、免疫力を高めてウイルスと戦う力をつける療法もあります。今後の幅広い活用と、さらなる研究が期待されています。