基礎知識編 PART2 家庭看護の知識
病人を楽にする工夫
 静かに横になっているだけでも疲れはたまります。できるだけ楽な姿勢で過ごせるように、まくらや毛布、クッション、座ぶとん、背もたれなどを使って、工夫します。
 また、寝たきりの病人は、いつも同じ姿勢をとっているので、ひじやひざなどの関節や腰などがかたくなり、痛んだりすることもあります。手や足を軽く動かしてあげると、楽になります。

楽な姿勢の工夫

座るときの姿努
座いすを使うと楽。座ぶとんを重ねて背もたれ部にあて、腰の下にしっかり座いすを入れる

寝ているときの姿勢
腰の下に小さめのまくらを入れる

ひざ下には、大きめのまくらか、2つに折った座ぶとんを入れる

横向きなら、足と足、腕と脇腹の間に何かをはさむ

寝たきりの病人は

腕を動かす運動
腕は片方ずつ、手首とひじを支えてゆっくり上げ、頭の横まで曲げる。無理は禁物


足を動かす運動
ひざを持ち上げるように曲げ、ゆっくり伸ばす

看護の工夫

いすを利用して背もたれにする


[1]いすをさかさにし、壁などで支えて、背をもたれさせる位置に


[2]座ぶとん3枚とまくらを組み合わせてクッションに


[3]寄りかかったら、ひじや足を安定させる

●ぼけ老人てれほん相談 東京都の場合、毎週火・金曜日10〜16時に受けつけている。TEL03−3269−4167へ。