基礎知識編 PART1 民間療法入門 薬草の採取と栽培
山野での薬草採取
 ハイキング・シーズンは、山野草の採取にもよい季節です。薬草採取をかねての野山の散策で、自然との親しみも、いっそう増すことでしょう。
 植物には、種類によって生育の適地と適季があります。あらかじめ、植物図鑑をあたるなり、野草にくわしい人に同行してもらうなりすれば、目的の薬草は見つけやすいでしょう。
 採取の基本ルールは、“必要な部分を必要な分だけ”。

山野で採れる薬草
[春]
アカザ、イカリソウ、カキドオシ、キブシ、タラノメ、ナズナ、ニワトコ(花)、ユキノシタ
[夏]
オオバコ(全草)、オトギリソウ、カラスビシャク、カワラヨモギ、キハダ、クコ(葉)、クサノオウ、クズ、ゲンノショウコ、コウホネ(根茎)、サクラ(木皮)、ドクダミ、ニワトコ、ベニバナ、メハジキ、ヨモギ(葉)
[秋]
ウド、エビスグサ、オオバコ(種子)、オナモミ、カワラナデシコ、キササゲ、クコ(実、根の皮)、サフラン、サルトリイバラ、サンザシ、センブリ、タラノキ、ツワブキ(根茎)、ハトムギ、マタタビ、ムラサキ、リンドウ
[冬]
イタドリ、サジオモダカ
[四季を通じて]
ツワブキ(葉)、ドクダミ(生葉)、ハコベ、メギ、ユキノシタ(生葉)、ヨモギ(根)


服装と持ち物
 軽快で活動しやすく、汚れの気にならない衣服を選ぶ。けがや虫刺されを防ぐため、長そで・長ズボンがよい。
 靴下は厚手のもの、靴は運動靴か長靴をはく。野山に出かけるのに帽子は必需品。
 デイパックなどで荷物は背に、両手はあけておく。急な雨のときの用意に、ビニールのレインコート、タオルなども持っていくとよい。
 ほかに、植物を切ったり掘りとったりするのに必要な道具、持ち帰るための袋なども忘れずに。