がん・アレルギー特集 アレルギー
[3]アレルギーの知識と治療
アトピー性皮膚炎
 子供の病気と思われがちですが、成人から高齢者までかかることがあります。
 アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴うザラザラした赤い湿疹(しっしん)が、右手と左手、右足と左足のように、左右対称にあらわれるのが特徴です。
 原因の第一は、アトピー体質という遺伝的な過敏型体質です。
 それに加えて、ハウスダストや卵、牛乳などのアレルゲンに接する、砂のついた指で皮膚をこするなどの機械的刺激、太陽光線の刺激、ストレスなど、さまざまな要素が影響して起こるといわれます。
 治療には、ステロイドの入ったぬり薬を使用するのが一般的です。また、かゆみをとるために抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬も用います。「掻(か)く」こと、それ自体が悪いので、かゆみを止めることがたいせつです。
 ステロイド剤は副作用の心配がありますので、症状が軽くなったら、弱いステロイド剤や非ステロイド剤にかえていきます。