がん・アレルギー特集 アレルギー
[3]アレルギーの知識と治療
薬品のアレルギー
 薬がアレルゲンとなるもので、薬の副作用として問題視されています。
 アレルギーを起こしやすい薬は、抗生物質や解熱剤、鎮痛薬などが代表的です。
 症状は、じんま疹(じんましん)やかゆみ、腫(は)れなど皮膚にあらわれるものをはじめとし、発熱、ぜんそく、貧血や血小板減少などの血液異常、肝臓障害、腎臓(じんぞう)障害など実にさまざまです。
 最も怖いのは、注射だと5分以内、内服薬だと30分以内に、突然胸が締めつけられるように苦しくなり、呼吸困難、失神、失禁、血圧低下などを起こすアナフィラキシー・ショックといわれる症状を起こすことです。
 ペニシリン注射によるショックが有名です。ショックが起こった場合には、すぐに速効性のあるアドレナリン(ボスミン)の注射を行わないと、生命の危険もあります。
●薬は医師の指導どおりに服用する、●市販薬は説明書をよく読んでから用いる、●薬の乱用はしない、などに十分注意するようにしてください。