| がん・アレルギー特集 アレルギー | |
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[3]アレルギーの知識と治療 花粉症 |
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| 〈コラム〉アレルギーの予防薬 | |
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現代医学では |
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原因 スギ花粉だけでなくヨモギ、ブタクサなどさまざまな花粉が原因 花粉症は、空気中を漂っている花粉が、目や鼻の粘膜に付着してアレルギーを起こすものです。病名ではなく、花粉をアレルゲンとするアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などの総称です。 1960年代ぐらいまでは、日本ではごく少数の患者しかいなかったようです。しかし最近は年々急増し、アレルギー性疾患の代表のようにいわれているのは、ご存じのとおりです。 日本では花粉症というと、すぐにスギの花粉を思い浮かべます。スギ花粉症の人が圧倒的に多いからでしょう。 しかし、花粉症のアレルゲンは、スギのほかマツ、ヨモギ、ブタクサ、カモガヤなど実にさまざまです。その植物によって花粉が風に乗って飛ぶ季節は違いますから、アレルギーを起こす時期も、スギ花粉症のように春先だけとは限りません。
症状
検査
治療 |
| 花粉暦(花粉症の原因になる植物) |
| 名称 | 開花期 | 特徴 |
| スギ | 2〜4月 | 花粉の数も多く、アレルギーを起こす力も強い。スギ花粉症の人は、サワラやヒノキにも過敏な場合が多いので、スギ花粉シーズン後も要注意。 |
| オオアワガエリ | 4〜6月 | 明治以後の帰化植物で、群生する多年草。大量の花粉をもつ。 |
| マツ | 4〜6月 | 大量の花粉をまき散らすが、花粉症のアレルゲンとなることは比較的少ない。 |
| カモガヤ | 5〜6月 | 明治以後日本に入った草木で、日本各地に分布。平地では6月ごろの開花だが、山岳部の低温地帯では7月の開花となる。 |
| ブタクサ | 7〜10月 | キク科の一年草で、帰化植物。アメリカではこの植物の花粉症が非常に多く、日本で花粉症の名が知れたのも、ブタクサ花粉症から。 |
| カナムグラ | 7〜10月 | クワ科の一年生つる草。花粉の量としては多くないが、アレルゲンとなる。 |
| ヨモギ | 7〜10月 | どこにも分布し、しかも群生するだけに、花粉と接触する機会も多く、花粉症の原因として重要視されている。 |
| ヒメガマ | 7〜10月 | ガマ科の多年草で、湿地などによく自生している。花粉の量が非常に多い。 |
| セイタカアワダチソウ | 9〜10月 | 関東以西に大群落をつくって自生するキク科植物。花粉量は多いが、50m以上飛ぶことはほとんどない。 |
| ● アレルギー性鼻炎に似た血管運動性鼻炎 気温の急激な下降で鼻水やくしゃみが出る。とくに冷房のきいたところに入ったときや朝などに症状が出る。 |