| がん・アレルギー特集 がん | |
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[6]がんの知識と治療 皮膚がん |
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表皮のしくみ 皮膚は、表皮、真皮、皮下組織から成り立ち、表皮は上のような構造になっている。表皮の各部にできるがんのほか、汗腺(かんせん)や脂腺、毛嚢(もうのう)などにできるがんもある |
原因
やけどや傷あと、放射線を受けたあとなどが、がん細胞に変化したり、皮膚病からがんになる、ほくろや黒あざから発生するなどの場合があります。
また、紫外線に当たりつづけると、皮膚細胞が刺激され、遺伝子が変化するといわれます。
症状
基底細胞層から発生した基底細胞がんは、ほくろ状の小さな腫瘍(しゅよう)が、多くは顔面に出てきます。色は褐色か黒です。
有棘細胞層(ゆうきょくさいぼうそう)にできる有棘細胞がんは、小さないぼ状の発疹(ほっしん)がふつうですが、皮膚から突き出ている感じのもの、円形に広がったもの、ただれを伴うものなど、さまざまです。
色素細胞ががん化した悪性黒色腫(メラノーマ)は、ほくろのがんといわれます。ほくろや黒あざの色が変わる、広がる、表面がでこぼこするなど、変化があったときには要注意です。
そのほか、乳頭や陰部の湿疹(しっしん)がだんだんただれてくるページェット病や、境のはっきりした褐色斑(かっしょくはん)で不規則に盛り上がっているボーエン病などは、前がん症状ですので、注意してください。
検査
皮膚がんは目に見えるため、発見も早く、診断も容易です。皮膚組織をとって精密検査することもあります。
治療
早期であれば、外来による簡単な手術で、ほとんど治ります。有棘細胞がんでは、放射線療法と化学療法だけで治ることもあります。
ただ悪性黒色腫は、転移しやすいタチの悪いがんです。手術による完全な切除が必要です。
●がんは末期になるほど進行が速い 発生から診断できる大きさまでは10〜20年かかるが、その速さは末期になるほど速くなる。