| がん・アレルギー特集 がん | |
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[6]がんの知識と治療 舌がん |
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舌がんのできやすい部位 |
症状
白い斑点は前がん状態。ただれてくると食事がしみて痛い
初期にはあまり自覚症状はありませんが、舌の表面がざらついたり、白い斑点(はんてん)状の病変が認められることもあります。
この白い斑点は白板症(はくばんしょう)といい、痛みはありませんが、前がん症状です。ここに刺激が加わりつづけると、がん化する可能性があります。
発生しやすいのは、舌の後方のふち側と、舌と歯ぐきの間にかけてです。舌の表面や裏面、先端にできることはあまりありません。
最初からただれや腫瘍(しゅよう)ができる人もいます。この場合には、歯をみがくときに痛みを感じたり、食事がしみたりします。
進行すると、舌にしこりを感じたり、出血症状が出ます。
治療
なるべく手術せず放射線治療でがんを根治
手術で舌を切除すると、発声、味覚障害のほか、食べ物の飲みくだしにも支障が出ます。
そのため舌がんでは、できるかぎり放射線療法を用います。
舌がんでの放射線療法は、組織内照射といわれ、直接患部に放射線を照射する方法です。
これは、放射線を含むイリジウム、セシウム、ラジウムなどで作った針を、患部に4本以上刺し、5〜7日間ほど放置しておく方法です。
がん組織が大きく、放射線治療では無理な場合には、手術によって舌を半分あるいはすべて切除します。
その際は、機能障害を最小限にするため、舌の全摘出の場合には腹部の筋肉を移植して舌がわりにしたり、一部摘出の場合には、腕の皮膚を用いて移植するなどの方法がとられます。