基礎知識編 PART2 家庭看護の知識
床ずれの予防
 長い間寝ていると、どうしても床ずれができます。原因としては[1]圧迫、[2]湿潤、[3]摩擦、[4]不潔、[5]栄養不足、[6]血行不良などがあげられます。初期なら治せますが、ほうっておくと治らなくなり、全身状態が悪化することもあります。なによりも原因をとり除いて予防することが大切です。


床ずれのできやすい部位
骨が突起しているところにできやすい

予防のポイント

1 2時間に1回を目安に、姿勢を変えさせる
2 寝具は清潔にし、シーツにしわを寄せない。シーツのノリは控えめに


3 ふとんは日に干して乾燥させておく。ぬれたおむつや衣類はすぐとりかえる
4 1日1回は体をふき、よく乾燥させる。マッサージをしながら床ずれがないか観察する

5 高たんぱく、高エネルギー、ビタミンCを多く含んだ食事をとる


マッサージのしかた
まず患者の体と看護者の手をふく。矢印の方向へさするようにマッサージ。力を入れすぎないこと。1回30分以内が目安。

あると便利な看護用品

●全身にかかる圧力を分散させる
ビーズマットは、ビーズと特殊綿でできている。床ずれ部分へかかる体重を分散させ、同時に吸収することができる


●圧力のかかる部分を保護する
ひじやかかとなどの床ずれは、円座をあてて床ずれ部分が寝具にあたらないようにする


●靴下で小さな円座ができる

●呆け老人をかかえる家族の会 〒602京都市上京区堀川通丸太町下ル 京都社会福祉会館2F TEL075−811−8195 月〜金曜日10〜4時に。