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現代医学 |
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| 病気編 女性の病気 |
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| 現代医学でなおす |
| ●乳腺炎 ●乳腺線維腺腫 ●乳腺症 |
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乳房のしくみ 乳房は、皮下脂肪組織と乳腺組織からできている。月経周期のホルモンの変動に伴って、乳腺の状態は常に変化する |
●乳腺線維腺腫
乳房の中に良性の腫瘍(しゅよう)ができます。ほとんどの患者は若い女性で、20歳代に最も多く起こります。
腫瘍はかたく、まわりのやわらかい部分との境がはっきりしています。ふつうは1個ですがまれに複数の腫瘍ができることもあります。乳房にしこりを感じると、すぐに乳がんを連想する人が多いようですが、たいていは良性の腫瘍です。特に若い女性は、まずこの乳腺線維腺腫(にゅうせんせんいせんしゅ)を疑うべきでしょう。しかし、精密検査を受けてがん細胞でないことを確認し、そのうえで適切な治療を行います。
線維腺腫は薬物療法で消すことはできません。腫瘍部分を摘出する手術を行います。通院でできる簡単なもので、乳首や乳房のふくらみも残ります。特に腫瘍が乳首の近くにできた場合には、乳輪にそってメスを入れるので傷あともほとんど目立ちません。
●乳腺症
乳腺線維腺腫と同様、乳房にしこりのできる病気です。
卵巣ホルモンのバランスがくずれて起こる乳腺の変化で、腺症、嚢胞症(のうほうしょう)、線維症、乳頭腫症などの病変が集まったものです。
たいてい両方の乳房にでき、乳腺の一部がかたくなり、押すと痛みを感じます。排卵日を過ぎると乳腺の痛みはさらに増します。
初期のうちはやわらかく、しかも両乳房に起こることから、乳がんとの区別は容易にできます。しかし症状が進行すると徐々にかたくなっていくので、がんとの区別がしにくくなります。X線でも判別がむずかしく、切開してみて判断する、ということにもなります。乳腺症がそのままがんになるということはありませんが、しこりを感じて痛みを覚え、それが月経期に入ってもおさまらないような場合には、早めに専門医に相談しましょう。ホルモン剤を投与すると、痛みは軽減します。
●乳腺痛(にゅうせんつう) 月経前の乳房の痛みは、排卵後の黄体ホルモンなどの増加によって、乳房が肥大したために起こる。月経期に入ると消える。