血液製剤の普及による治療の進歩は、長い間苦しんできた血友病患者に快適な生活を提供することになりました。
ところが、ここにエイズという感染症が、新たに大きな問題となってあらわれてきました。数年前から、アメリカ人の血液をもとに製造した抗血友病製剤によって、エイズに感染する患者が世界中で発生しました。当然、日本でも工イズに感染する血友病患者が発生する事態となったのです。
これを防ぐには、抗血友病製剤の中にあるエイズウイルスをとり除くか、殺菌する必要があります。
その後、研究が重ねられた結果、血液製剤を製造する途中で適度に加熱したり薬を加えれば、エイズウイルスをとり除けることがわかって、現在はその方法がとられています。これによって血液製剤からのエイズ感染は、完全になくなりました。
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