病気編 目の病気 緑内障/網模硝子体出血 〈コラム〉
斜視をほうっておくと弱視になることも
 斜視には、生まれつきの場合と生後6か月よりあとに起こる場合とがあります。生後5〜6か月までは、両目でひとつの物を見る機能が未完成なために、やぶにらみに見えることがありますが、これは自然に治ってきます。
 7〜8か月になっても左右の目の位置がずれていたら、斜視の可能性がありますから、小児科か眼科で受診する必要があります。
 斜視は、片方の目が見ようとする目標からずれてしまうので、両目を使うと物が二重に見えます。すると自然に片目だけを使うようになり、遠近感や立体感がわからなくなります。使わないほうの目の視力が低下し、弱視になることもあります。
 治療法は、めがねでの矯正(きょうせい)か手術です。手術は、視覚が著しく発達する生後6か月〜2歳半くらいまでの間が望ましく、全身麻酔で行います。年長児や成人は局所麻酔で手術します。